株式会社AIRDO 運送本部 客室部 客室乗務員 八斗 絵里 さん
北海道を中心に路線を展開する航空会社AIRDOで客室乗務員(CA)として勤め、4年目になります。高校時代「英語を使う職業に就きたい」、「CAってカッコいいな」と感じたのがCAに憧れた理由です。入社後の訓練は想像以上に厳しかったですが、そこで「命を守ることの重み」を体に叩き込まれて現在、安全で快適な空の旅を提供できるよう、保安・サービス要員として仕事をしています。
2年目ぐらいまでは、例えば体調不良のお客様がいたら、その方に気を取られて他のお客様に気が回らないなど、目の前の業務で精一杯だったように思います。今は、尊敬する先輩CAのように全体を見渡せるスキルを身に付けたいと日々頑張っているところです。
航空業界の仕事は「チームワークを大切に、一丸となって目標を達成していく」ところが魅力です。それぞれの職種スタッフがチームワークを発揮して初めて、安全で快適なフライトにつながります。AIRDOでは3名、もしくは6名で乗務しており、少人数の3名ではより助け合いが必要で、6名では連絡を密にしてコミュニケーションミスが起きないように注意しています。「完璧なチームワークで良いフライトを提供できた!」という達成感を得られた時、やりがいを感じますね。
AIRDOはアットホームでチームワークが良く、社員の意見も吸い上げてくれる会社です。私はもともと「良いチームワークを築いて目標を達成したい」という気持ちが強く、そのため就職先は地域愛と仲間を大切にするAIRDOを選びました。この選択は自分にとって本当に良かったと思っています。
学生の皆さんの中にはCAを目指している人もいると思いますが、「CAになりたいから、この勉強をする」というより、学生時代は興味を持った物事に何でもチャレンジして視野を広げてほしいです。広い視野はCAに限らず社会で必ず役立ちます。また、駒澤大学は先生も職員も、学生を応援してくれる方ばかりですので、後輩には「応援してくれる人を大切にしてね」と伝えたいです。今の私があるのも「駒大の皆さんの応援があってこそ」と実感しているからです。
※ 本インタビューは『学園通信354号』(2022年10月発行)に掲載しています。掲載内容は発行当時のものです。